設定掲示板

生徒用テンプレート

【 名前 】和名推奨
【 性別 】不明不可
【 血統 】混血推奨(人間、魔族の作成は可能です)
【 種族 】混血、魔族においては動物、日本の妖怪、西洋の妖怪など好きなものをお選び下さい。
不安なものは相談して下さい。
純血の人間の場合は「純血」という表記をお願いします。
【 学年 】
【 年齢 】15〜18歳(留年2回まで。)

【 所属班 】班名/班長or副班長orメンバー
【 黒漆ノ烏 】予約した肩書きを書いて下さい。
(黒漆ノ烏でないキャラであれば、この項目は不要です)

【 異能力 】チート不可。必ずデメリットの付属をお願いします。
不安なものは主に相談して下さい。
【 武器 】1種類

【 容姿 】出来るだけ詳しく
純血の人間の場合、髪・目の色は黒か茶が基本です。
【 性格 】出来るだけ詳しく
【 備考 】部活、趣味嗜好、誕生日、過去など

【 SV 】最低3つ。イメージCVがあればここに。
【 関係募集 】あればで大丈夫です



先生用テンプレート

【 名前 】和名推奨
【 性別 】不明不可
【 血統 】純血の人間、混血、魔族からお選び下さい
【 種族 】混血、魔族においては動物、日本の妖怪、西洋の妖怪など好きなものをお選び下さい。
不安なものは相談して下さい。
純血の人間の場合は「純血」という表記をお願いします。
【 年齢 】22〜50歳(22歳未満はご遠慮下さい。 50歳↑を希望の場合は主に相談して下さい。)

【 担当教科 】予約をお願いします。

【 異能力 】チート不可。必ずデメリットの付属をお願いします。
不安なものは主に相談して下さい。
【 武器 】1種類

【 容姿 】出来るだけ詳しく
純血の人間の場合、髪・目の色は黒か茶が基本です。
【 性格 】出来るだけ詳しく
【 備考 】部活の顧問、趣味嗜好、誕生日、過去など

【 SV 】最低3つ。イメージCVがあればここに。
【 関係募集 】あればで大丈夫です


項目を増やすのは構いません。
しかし、減らす・元々あった項目内容を変えるのは
御遠慮くださいませ。
予約から1週間、投下されない場合予約を削除します。
延長は可能ですのでお気軽にお声掛けください。

アイコン設定
投稿者さん使い方

掲示板の主旨に反する投稿は掲載されません。掲載の是非は管理者が判断いたします。予めご了承願います。
さん (8ejhh3n7)2022/7/28 00:23 (No.29764)削除
【 名前 】
乾 和怨 (イヌイ ワオン)

【 性別 】


【 血統 】
純血

【 種族 】
ケルベロス

【 年齢 】
15歳

【 所属班 】
E52班/副班長

【 異能力 】
〖地獄のランプ〗

この異能力を使うと、和怨の手にランプな置かれており、そのランプの炎はよく見れば、亡くなった自分の2人の兄弟の魂をランプに入れて、ランプの炎としている。
ランプを開けると直ちに、兄弟の2つの魂が、和怨のいつも持ち運んでいる、垂れ耳の表情の違う犬の2つの人形の中に憑依し、姿がみるみると大きくなり、ケルベロスへと姿が変わり、和怨が命令した通りに動く、生物に変わる。
2匹のケルベロスを出現させた、後には、地獄に堕ちた亡者の魂を、ランプから出す事ができ、亡者の魂は、周りにあるコップや、机等に憑依し、亡者の魂が憑依した物を自由に操れる。
ただし操れる時間制限があり、1時間しか操っておられず、クールタイムに10分待たないといけない。
この能力を連続して2回以上使うと、体から魂が抜けたように、気絶してしまい、1時間無防備な状態になってしまう。
ランプに耳を近づけると、話し声等が聞こえてくる事がある。

【 武器 】
片手剣

【 容姿 】
髪が少しくせっ毛気味で、所々ぴょこぴょことはねていて、手入れはあまりされていない。
髪を後ろで1つ束ねており、髪を下ろすと髪の長さは、背中くらいになる。
右横髪の方が長くて、左横髪が短い、という様に横髪が左右対象じゃない。
右横髪に赤色のメッシュが入っている。
猫目で、瞳の色は、少し濁った様な赤色。
服装は、黒のシャツに、黒色のインナー、赤ネクタイ。
シャツのボタンはキチッと止めていない。
首に黒色の首輪をしている。
髪にヘアピンを付けている。
髪と同じ色をした垂れたケルベロスの獣耳が生えており、感情が変化したりすると動く。

【 性格 】
むちゃくちゃ寂しがり屋、突如皆いなくなって、1人になるとクゥーンと悲しそうな表情をしたり、尻尾が垂れたりして、感情表現が豊か。
明るくて前向き、基本的にはポジティブな性格。
社交性があり、周りの人と協力して物事を進める事が出来る。
責任感が強く真面目で、学園のルール等には違反しない様に気をつけている。
社交的で仲間といつも楽しく群れているのが好き、初めての人でもフレンドリーに接することができ、分け隔てなくコミュニケーションが取れる。
喜怒哀楽がとても分かりやすく、不機嫌の時等も明らかにムスッとしているのでわかりやすい。
曲がったことが嫌いで、罪悪感を抱くためか、嘘をつくのも苦手ですぐに表情に出てしまう。
褒められたら、素直に喜ぶ等と可愛い一面が沢山ある。

【 備考 】
誕生日:2月9日
誕生花:キンセンカ
キンセンカの花言葉
『別れの悲しみ、悲嘆、絶望、悲哀』
誕生石:クリソプレーズ
クリソプレーズの宝石言葉
『平和』

好きな〇〇
・飴
・暖かいもの

嫌いな〇〇
・人の叫び声、泣き声
・銃声

勉強は普通で、身体能力がとても高い。
たまに、ハイライトがスっと消える時がある。
とある家の従者や、メイド、門番、をしている、家に産まれた、その事は隠していて、

【 SV 】
とても元気で活発な声。
cv 市川蒼さん

「ういっす、初めましてっすかね。俺は乾和怨、混血純血とか気にしてないんで、気楽に行こうっす。」

「純血?混血?ハハハ、そんなの関係無いと思うっすけどねぇ。皆平等に仲良くしましょーよ。」

「アンタには関係無いっすよね、いちいち関わってこないで欲しいっす。」

「1人は、もう、嫌っすよ……」

「わんわ〜んって言って欲しいって……何がいいか分かんないっすけど…まぁ言ってあげてもいいっすよ、わんわ〜んこれで満足っすか?」

【 関係募集 】
・親友
・世話を焼いてくれる人
・むちゃくちゃ落ち込んでたり泣いてる時に慰めてくれる人(御1人のみ)
・仲のいい先輩(御1人のみ)

他にも大募集中ですのでお声掛けよろしくお願いします!!
はりねずみ版男子メーカー様をお借りしました。
返信
返信0
りあさん (8epgywwg)2022/7/27 22:37 (No.29755)削除
【 名前 】地獄門ヨルマ (ジゴクモン-)
【 性別 】男性
【 血統 】魔族
【 種族 】龍/純血
【 年齢 】16歳/第二学年
【 所属班 】D14班/メンバー

【 異能力 】
大地を操る能力。土壌改善/汚染、土や岩の操作等。デメリットは肉体の龍化。
10ロル上限で段階的に肉体および精神の人間性を失いバーサク化する。
バーサク化の最中は武器を持つことも出来ず、上限に達すると戦闘から離脱。
鎖骨の間にある逆鱗(後述)に触れる事で即座に龍化の最終段階となり、
龍化にかけた時間と同じ時間をかけて徐々に元の姿に戻るが、特に親しい人からの呼びかけにより早まる事もある。
双子の兄弟である地獄門マアサと特筆すべき差異はない。

【 武器 】
休め鞘に入れた一族に伝わる刀剣。
刃渡りは55cm程で反りはほぼなく、鍔には互いの尾を食い合い円形を成す龍の紋。
本来は剣と鞘で一つのものだったが、後述する事件によって奪われかけた際、中の刀剣だけを辛うじて取り戻した。
言い伝えによれば、当家に伝わる剣と鞘による居合いで龍の逆鱗を一撃で破壊、または首を落とす事が出来るそう。
事前に約束を交わしていた場合は地獄門家の剣でなくとも可能であるとの情報が伝えられている。

【 容姿 】
身長210cm(角を含む)。つんと張った丸い肩に厚みの薄い体、長く細い白魚の指と全体的に細身で中性的。
ゆっくりと間を取ったしなやかな所作から優雅で上品な印象を与える事が多く、それがかえって隙の無さを感じさせる。
日に透けるとちらちらと輝く、老人のように透き通った豊かな白銀の長髪は臍くらいの長さでよく手入れされている。
前髪は左目の上あたりで分けて立ち上がっており、右目にかかるかかからないかで切りそろえており、どこかアンニュイな雰囲気。
長い睫毛に縁取られた切れ長の双眸は奥に深みを感じる金色で、後述する双子の兄弟に比べるとやや濃い目。
右が欠けた龍角は付け根から黒くなっており、双翼の露出した爪部と同じく感情によって色が変わる。
顔立ちはやはりどこか中性的で、滑らかな輪郭と細めがちな瞳、緩やかに上がった口角から嫋やかな印象。
魔族特有の傷一つない滑らかな肌は血色が少ないが、よく動く形のよい眉のおかげで感情表現は豊かに見える。
服装はシンプルなモノトーンのコーディネートを好む。
戦闘用の服は特殊な糸で織った刺繍入りの白の特攻服。背中に地獄門と書かれている。

【 性格 】
自己肯定感の塊のような男で、謙遜を知らない。
称賛も、地位も、好意も、貰えるものは躊躇なく貰っておく抜け目のない性格だが計算高い訳ではなく単なる甘え上手のようなもの。
愛されて育った故に周りにも気をかける余裕がある、いわゆる「育ちが良い」の部類。
混血への態度は一見すると他種族に対するものと同じく丁寧なものではあるが、あくまで立場の弱いものを虐げて愉しむような粗野さへの軽蔑、己を律する為の礼儀作法の一貫であり、施しを与え側に置く事は許しても対等と思っているとは限らないようだ。
よほどのことでも動じる事のない精神力の強さとふるまいは人の上に立つ事で真価を発揮し、勝てば官軍を地で行くが如く道理をすっ飛ばし行動によって答えを示す為、見ようによっては破天荒であるが、よく言えばカリスマ性を感じさせるだろうか。
最も信じるに値するものは自分自身だと思っている為、自分の気が変われば平気で掌返しをする事も辞さない。
己を信じられなくなったその時が、闇に引き込まれそうになっている予兆だと確信している。(後述する龍の生体参照)
他人に決定権を預ける事は殆どないが、選択肢に迷った時は高潔であるほうを選ぶようにしている。

【 備考 】
《生い立ち》
本名は地獄門マアサ。建国以来国の北門を守ってきた龍の一族。
双子の兄弟である地獄門ヨルマと共に産み落とされた際、マアサ(当キャラ)が兄、生まれつき左角が欠けていたヨルマが弟となった。
好色な龍の気質を持ち一夫多妻制を導入する地獄門家の中で並み居る兄弟達を抑え嫡男に選ばれ、挫折や屈折を知らずに成長する。
物心のつく事と、置かれた環境がどういったものかを悟るのは殆ど同時だったと記憶している。
与えられた立場を全うするということは彼にとって最も腑に落ちる生き様であり、文句はなかった。
仮に女に産まれていれば、喜んで国で一番の美女になるため尽力し、貴人に見初められる事を喜びとしただろう。
仮に人間に生まれていれば、非力な身の上も割り切り、戦いと縁のない人生を謳歌していた事だろう。
地獄門家の嗣子候補として期待された彼は、その親の期待に応える事をも喜びとして着々を自己を実現させていった。
立場の弱い者には手を差し伸べ、弟のヨルマが寂しそうにしていれば学友の人間や混血に仲良くしてやってくれと頼んだ事さえある。
時期当主である自分が彼らと馴れ合う事はできないが、ヨルマは良い、自由なのだから。
二学年にもなれば八咫を拝命し、ますます頭角を現していった。順風満帆に思えた人生に転機が訪れたのは最近のこと。
弟のヨルマに命を狙われ、骨肉相食む死闘へ発展したのだ。
既のところで死を免れ、嗣子のみが持つ事を許された刀剣を抜き身で胸に抱いて自らそのまま谷へと転落した。
立て直しを図るべく数日間は谷底に居たが、戦いで折られた右角は治らなかった。
そして様子を見に戻った時、『地獄門ヨルマが行方不明になった。』という報せを耳にする。
死んだのは兄のマアサではなく弟のヨルマとされていたのだ。
そんなに自分が羨ましかったのだろうか。ヨルマにないものをマアサが持っている理由の全ては欠けのない角のおかげとでも思っていたのだろうか。
ならば示してやろうとマアサは思った。欠けた角と共に、何も後ろ盾もないところからもう一度黒漆の烏へと返り咲いてやろうと。
「マアサ」ならくれてやる。兄である人生も、ヨルマをマアサだと思い寄ってくる者達の笑顔も。
剣は奪われなかったのだから、剣が選んだあるべき場所はここなのだと、そう思った。
今は泡沫の夢を見るが良いと、マアサ、もといヨルマは微笑みを携えて地獄の縁から黄泉帰った。
口調も何もかもを変え、弟のふりをして。

《龍族の生体》
一時的なバーサク化とはまた別に、能力を使うたびに少しずつ狂気が蓄積していく。
これにより祖先は皆発狂したり自死していたり、またはそうなる前に契約を交わせる者を見つけて首を落とさせている。
学園での生活は勉強のほか、この契約者を見つけるという大きな意味もはらんでいる。

【 SV 】
「畏れずともよいのですよ。――さあ、私の手を取って」
「私が狂気に染まったら、あなたが首を落として下さいね」
「私はしがない一般生徒です。この角は生まれつきでね」
「マアサ、いいえ、ヨルマ。どうやら私は貴方を付け上がらせてしまったようです」
「貴方は本当に愚かです。己の利口さに振り回される身の程知らずなところがね」

【関係募集】
特になし、申し出て頂ければ基本的には喜んで乗っかります
©トコトコ王国様
+加筆反転
©トコトコ王国様
+加筆反転
龍化
©ジュエルセイバー様
jewel-s.jp/
返信
返信0
匿名さん (8epga1yj)2022/7/27 22:22 (No.29751)削除
【 名前 】地獄門マアサ (ジゴクモン マアサ)
【 性別 】男
【 血統 】純血
【 種族 】龍
【 年齢 】16歳/第二学年
【 所属班 】班長/D14班
【 黒漆ノ烏 】八咫
【 異能力 】
大地を活性化する能力。
時に大地を揺らして岩を裂き、時に大地を富ませ草花を生やす。
戦闘時間が長引くと肉体が徐々に龍化し理性と言葉を無くす。敵味方の判断がつかなくなり、味方にすら襲い掛かる。当然ながら武器を持つことも出来なくなる。
完全に龍化すると、闘争本能が呼び起こされ、より強大な敵を求め移動を開始する。
(途中で能力の使用を中止しない場合、使用開始から10レスで戦闘から強制離脱する)
能力の使用を中止した場合、龍化は能力を使用したのと同じだけの時間をかけて徐々に解除されていく。真に心を許した相手の呼びかけがあれば、解除の時間は速まる。
また、逆鱗に触れることでも龍化は最終段階まで進むため、防衛の必要がある。
地獄門家に伝わる剣を用いた居合いによる攻撃でのみ、逆鱗を一撃で破壊する、または一撃で首を落とすことが出来るとされる。事前に約束を交わしていた場合は、地獄門家の剣でなくとも、おなじことができるとか。

【 武器 】
一族に伝わる豪奢な鞘に入れられた刀剣。
刃渡りは55cm程。その鞘は祖先の角から切り出された一品であるため、持ち主の感情に僅かな反応を示し螺鈿のような輝きを放つ。後述の戦闘により、刀の方は失われて、現在手元にあるのは鞘のみ。代わりに鍔に互いの尾を食む龍の装飾が施された、木刀を収めており、戦闘で刀抜くことはせず、打撃武器としてそのまま使用する。

【 容姿 】
身長210cm(角を含む)。容姿は瓜二つといっていいほど、一卵性双生児の双子の兄弟、ヨルマと似通っている。
成長期であり、ここ1年で背丈が大きく伸びているが、周囲に与える印象自体は大きく変化しておらず、体付きは柳の如くしなやかで線が細く、安易に触れてしまえばたちどころに消えてしまう白昼夢のような儚さがある。
毛量の多い白銀の髪は、臍に届くか届かないかといった長さで、あまり手入れをしていないことから毛先に緩く癖がついている。後述の戦いで負傷した左眼の怪我を意図して治しておらず、長く伸ばした前髪で隠す。
瞳の色は、本来は明るい金色だが、怪我をした左眼は、今も当時の激情を現すかのような燃え上がる鬼灯色をしている。
血の気が通っていないような、一点のくすみもない雪花石膏の白い肌が、化生のものであることをより強く感じさせる。唇の色も総じて淡い色をしていることから、その瞳の色はより赫く、激しく見えることだろう。
魔族の特徴として、頭上に宝冠の如き二本の大角を戴く。山羊のそれを彷彿とさせる矯められた角は、根本が黒く、先端にゆくほど宝石の如き輝きを増す。さながらカンテラオパールのよう。左角は生まれた時から欠けている。その色合いは感情と連結しており、激情により変化する。
また、背中から蝙蝠のような皮膜のある大きな黒い翼が生えており、爪が長い。
服装はシックでモノトーンな物を好み、装飾品よりも質の良さを優先して選ぶ。全体的に暗い色合いの服が多く、一度着たものは繰り返して着ること殆どがない。寒がりなこともあり、基本的には長袖で、冬は上着を手放さない。
戦闘服は刺繍入りの黒の特攻服。背中に金糸で、地獄門と大きく書かれている。

【 性格 】
表面的には冷静そのもので、何事にも動じることなく受け流せる。冬の湖面のように冷たい人物のように映るが、その腹の底では地獄の業火の如きマグマが煮えたぎっている。
その性格は偏屈で拘りが強く、約束を遵守し、老獪。まさに龍というべき性質を備える。
一度これと決めたものは、なかなか変えることが出来ない頑固さがあり、周囲の協力を得られない環境で育ち、なまじか本人に問題を解決できるだけ能力があったため、人に頼ることが苦手。全部自分の力で為し遂げなければならない、という妄執に囚われがちである。
自らの境遇と重なる所のある女性や子供、老人など社会的な弱者に対しては、理解を示しやすい、一方で、幼少期の環境から、人間は完全に別種であるいう認識が強い。そのあいの子である混血についても同じであり、えたいの知れぬものという印象を抱いている。
狂化については、この激情こそが自分であると、狂気を肯定的に捉えている。

【 備考 】
建国以来、北の門を護ってきた一族の末。
天泣国の開祖と最後まで強く対立した一族であり、時には異能を交えて苛烈に戦い、時には立場を超えて違いの主張を、夜が明けるまで論じ合った。その戦いは最後まで決着をみず、始祖が開祖の理念に同意することも終ぞなかった。だが、それほど言うのであれば、開祖の描く未来を自らの子孫に護らせ、その考えが甘く間違いだったことを示すとして、天泣国が亡ぶその時まで、門を護るという約束を交わし、自らの首を開祖に堕とさせた。
この時から一族は、『地獄門』を名乗るようになった訳である。
マアサとヨルマはその家に生まれた双子であり、ヨルマは生まれつき片角が欠けており、それゆえ完璧な角をもつマアサを兄に、角が欠けたヨルマを弟とした。
地獄門家は繁殖率の低い魔族ゆえに、また龍の性もあり一夫多妻であり、当主の座を巡っての激しい戦いが行われる家であった。
幼少期より兄を支えるべく育てられた弟は、兄と弟、当主と臣下の関係に不満を持ち、遂には1年生の最期に兄を奇襲。兄になり変わり、自分が『マアサ』を名乗り、なにごともなかったかのように学園生活を送っている。
死んだ筈の兄が、自分の<ヨルマ>を名乗り、戻ってくるまでは……。

【読物】

完璧(かんぺき)
[意味] ≪瑕のない宝石から転じて≫欠けているところがまったくないこと。完全無欠。

始めは小さな違和感だった。
それが形になったのは、祖母の誕生日のこと。二人で知恵を出しあい、一生懸命、作った誕生日のお祝い。それを見た母は言った。

「まぁ、素敵! 気が利くわね、さすがマアサだわ」

それまでも「あれ?」と思うことは多かった。
なぜいつも自分だけが褒められないのだろう、なぜいつも兄だけが褒められるのだろう。同じだけ努力して、同じだけの結果を出しているのに。
なぜいつも、兄<マアサ>の名前だけがそこにある。
成長すればするほど、兄<マアサ>と自分<ヨルマ>の立場の違いに気付いていった。
誰も自分<ヨルマ>を省みないし、助けない。最初からそこには、何もいなかったかのように……。

せめて、それでも、世界が自分を拒んでも、兄が自分を認めてくれさえすればそれでよかった。
「ヨルマも、一緒に作ったんだよ」と、「ありがとう、ヨルマ」と、一言いってくれたら。
だが、兄は笑顔ですべてを受け取って、自分にはなにひとつ返してくれなかった。

『誰も自分<ヨルマ>なぞ、いらないのだ。』

一縷の望みを、学園という外の世界に託した。
一族の柵のない学園ならば、今度こそ自分が、一番になれると思った。今度こそ日のあたる場所に立てると思った。
けれど、順位表の一番上にあったのは、兄<マアサ>の名前だった。
幻滅した。学園も同じだ。
成績が同じなら、兄<マアサ>を一番にする。
二番に与えられる位、『そんなものはいらない』と思った。
だから、すべての役目を辞して兄の影に撤し、爪を研ぎ、牙を磨くことにした。
いつか自分が、日のあたる場所に立つために。

そして一年生の最後の日、兄を呼び出した。
一族の始祖の戦いを彷彿とさせるほど激しく戦った後、勝ったのは自分だった。
立っていたのは自分だった。兄ではない。

「邪魔」

一言呟いて兄の角を折った。

そのまま兄は、当主の印である刀を抱いて地に沈んだ。
傷付いた片眼を抑えながら思った。角を折ったその時間で、お前の首を落とすことはできただろうと。刀なんてくれてやる。揃えば自らの地位を脅かす刀なぞ、そんなものはいらないと。
鞘には自分の模造刀を収めた。これでいい。

『ヨルマなんていらない』

けれど暫くして、ヨルマの帰還が告げられた。
驚かなかった、といえば嘘になる。だが、兄がヨルマを名乗っていることには、失笑を禁じ得なかった。なんて愚かなのだろう。
常に傍で見てきた自分には分かる。兄と自分の力に殆ど差はないことを。
彼は知らない。その努力のすべてが、報われないことを。
もう完璧ではないことを。
だから、ヨルマを快く迎え入れた。

「おかえり、ヨルマ<マアサ>」

そして、ようこそ――地獄へ。

【 SV 】
「畏れよ。――ただ赤児の如く」
「私が狂気に染まったとしても、それこそが我である。誰の手も借りる必要はない」
「私こそが、地獄門マアサである。我が角を嗤う者は、切り捨てるまで」
「ヨルマ……この亡霊め、地獄の底から私を追って這いあがってきたか」
「貴様は本当に愚かだ。眩い光に目がくらみ、己の足元が見えていない。もう一度、地の底に沈むがいい」

【 関係募集 】
なし
現在の姿
トコトコ王国さまより
トコトコ王国さまより
龍化
ジュエルセイバーさまより
jewel-s.jp/
返信
返信0
匿名さん (8eksmyfd)2022/7/27 15:21 (No.29691)削除
【 名前 】夜明端 初春/ヨアケバナ ウイハ
【 性別 】男
【 血統 】混血
【 種族 】ハーピー
【 年齢 】15歳
【 所属班 】A37班/メンバー
【 黒漆ノ烏 】第一学年・鵲

【 異能力 】
『あまり高く飛んではいけないよ』
不可視のマーカーを対象に付与する→雷を落とすという2段階の能力。
落ちてくる雷は自然現象の雷とほぼ同一で、落ちた地点にあるものは焼け焦げてしまう。屋内でも雷は発生するが、落とした際の被害が大きいので屋内ではあまり使わない。
マーカーは生物にも有機物にも無機物にもつけられるし数も無制限だが、実体のないもの(物理的に触れないもの)にはつけられない。また、視認しているものにしかつけられないので、例えば上空から1匹のネズミ相手につけるといったことは出来ない。
マーカーを使わず雷を落とすことも可能だが、その場合は狙いが定められず視認しているランダムな対象に落ちる。この時、30%の確率で自分の真上に落ちてくる。

デメリットは能力を使えば使うほど身体が焼けるように熱くなること、火傷の痕が強く痛み、酷く喉が乾くこと。この「能力を使う」にはマーカーの付与も含まれていて、マーカー10回付与と雷を5回落とすのが同等の負担であり、雷を5回落とすと上記の火傷の痕が強く痛み、酷く喉が乾いた状態となる。
この状態になった上で更に能力を使い続けると、肺に海水が満ちていき最終的に溺れる。
また、デメリットと言えるレベルかは不明だが、常に頭上から燐光や花が現れ降り注ぐという副作用がある。これのせいでスニーキング等は一切出来ず、暗闇や茂みに潜んでの狙撃も不可能。

【 武器 】
装飾のないシンプルな木製の大弓。番える矢も弓に合わせて大型で殺傷力が高い。
種族の特徴である飛行能力を活かした遠距離専門アタッカーで、近距離戦闘する気は一切ない。近付かせる気もない。

【 容姿 】
身長180cm、体重60kg。
顔の左側を前髪で隠した、長い黒髪を三つ編みにした青年。ぴょこぴょこ跳ねる髪は整えてもすぐ戻ってしまうくせっ毛で、跳ねるのを抑えるために長く伸ばして三つ編みにしているらしい。
いつも控えめに笑っており、肌が白いのも相まって儚げな印象を与える。その印象とは裏腹に少しつり目がちな瞳は空色。左目も同じ色だが、酷い火傷の痕が残っているため瞳ごと隠している。
不健康そうなというか不健康な痩身で、服越しでも触ったら肋骨を感じられる薄さ。抱きしめるとゴツゴツしており、抱き心地が最悪。骨も細く脆く、人間であればとっくに死んでいる虚弱な身体。
人間ならば耳がある場所にはハーピーの特徴のひとつである羽根があるが、その色は普通のハーピーとは違い自然に溶け込めない純白。背中にある翼もやはりハーピーらしからぬ真っ白な羽根。燐光や小さな花が降り注ぐ副作用と合わさり、外見上はハーピーというより天使のよう。

翼がある都合上、背中が大きく開いた服しか着られない。そのため男性ながらワンピースなどを着ていることが多く、パンツスタイルではあれど総合的に女性的なファッションになりがち。本人的には色々なことが楽なのでいいらしい。靴は出来る限り重くならないよう基本的にサンダル。

【 性格 】
表面上は穏やかで心優しく、お人好しで素行も優良な正しく優等生だが、その実情は『許されるため』好感度稼ぎに必死な自己肯定感が地に落ちた利己的な子供。
混血排他主義が強い場所に生まれ、幼い頃から浴びせられ続けた「混血というだけで罪だ」「生まれてくるべきではなかった」「生きているだけで罪の上塗りをしている」という言葉を意識に刷り込まれているために、混血であることを、生まれてきたことを、生きていることを許されるためになりふり構わず『生きていても良い子』で居ようとする。
成績優秀な優等生なのも有用性を見せられれば存在を許されるのでは無いかという思惑故なので、自分が優秀だという自覚はあるのに自らを卑下するような言葉を度々言ってしまう。称号を持つ者に優劣はないと頭ではわかっているのに、どうしても自分が劣って見える…というより、自分が誰かに勝っているという感覚が身につかない。

また、上記の理由で誰かに求められることに無上の喜びを覚え、自分を求めてくれる存在に依存する傾向にある。それこそ雛の刷り込みのように依存相手を盲目的に信頼するようになり、元来のなりふり構わなさがより強く発揮されるようになる。具体的には依存相手の言うことならばどれほどの無茶だろうともなんの疑いも持たず行うし、どんなことでも喜んでするようになる。
その代わり、依存相手に『自分を求めること』を求める。わかりやすく言えばヤンデレ化する。基本的に危害を加えることはないが、直接的かつ強い言葉で『依存していること』を拒絶された場合はその限りではない。

【 備考 】
過去/役に立たなければ、生きていてはいけない。そうでしょう?そうだと言って…。

所属する部活
文芸部

好きなもの
甘いもの、読書、絵本

嫌いなもの
自分

誕生日
12/3

誕生花
ラベンダー「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」

時折悪夢を見ることがあり、そういう日はもう眠れなくなるので隈ができる。

【 SV 】
イメージCV.緒方恵美さん

「僕はA37班所属の1年生、夜明端 初春です。一応鵲の称号を頂いてはいるのですが…ほかの称号を持つ皆様には及ばない若輩者ですよ。」

「勉強は得意というか…それしか出来ないと言いますか……」

「この本ですか?小さな頃から大好きな絵本です。…絵本が好きって、子供っぽ過ぎますかね?」

「逃がしませんよ。」

「頭上注意。」


「何かお役に立てることはありますか?僕に出来ることならなんでもしますよ。」

「僕を求めてください、僕を愛して、それで、それで……僕を許して…」

「僕は本当に生きていていいんでしょうか?だって、僕、いま幸せで…幸せなだけなのに生きていていいなら、どうして僕は今まで………」

【 関係募集 】
親しい友人、依存させてくれる人、その他なんでも募集しています!


画像はよっこら(改)様で作成させて頂いた画像に加筆したものとなっています。ありがとうございます!
返信
返信0
鈴木さん (8eoxzwpf)2022/7/27 13:59 (No.29682)削除
「 彼奴の傍は、俺でいたいんだよ 」

〔 名前 〕矢橋 頼仁/やはし よりひと


〔 性別 〕男性
〔 血統 〕混血
〔 種族 〕虎
〔 年齢 〕16歳/第2学年生


〔 所属班 〕A37/メンバー

〔 黒漆ノ鳥 〕深山


〔 異能力 〕“ 喰いちぎる者 ”
能力を発動させてから14ロルの間、虎のような俊敏さで駆け回ることができるようになり、跳躍力や腕力も飛躍的に上がる。また、外見的な変化も伴い、顎は頑丈になり八重歯は牙に、手は分厚く骨張り爪は6cm程に伸び黒に近く変色、鋭く強度を増す。虎耳や尻尾は自在に出せる。魔物を喰らうことにより、次に異能力を発動させるときは微かに力が増す。
強力な異能力故に5ロル間のインターバルを要す。1ロル目は動くことも出来ず、2〜3ロル目の間には動けるようになるが、元の自分程の身体能力すら発揮できない。4〜5ロル目の間は普通に動けるようになるが、激しい頭痛と痛みを伴う。
強力な異能力の為に、使った後は発動前後の記憶が多少飛ぶ。時間が長ければ長い程飛ぶし、短ければそれなり。数日間は頭痛や目眩を引き起こす。
〔 武器 〕ダガーナイフ
基本的には生身での戦闘になるので、ダガーナイフは非常用( 異能力が使えなったとき・インターバル中 )に使用することが多い。



〔 容姿 〕昇るところまで昇って、今にも弾けそうなシャボン玉みたいな危うさ。それに見合う儚さが彼をまるまる覆っていて。アンニュイに脆弱性をヴェールのように纏った雰囲気の中にいながら、どこか落ち着くところがある。不健康には至らない程度の白い柔肌。腕を蛇のように這う血管や、関節部分などは骨張っていて、男性らしい躰付きをしている。身長は切り捨てると187cm。四捨五入すると188cm。しっかりした体型は学生より大人。特に肉付きのよい印象を与えるでも無いけれど、触れれば恵まれた体型とまでわかる。左の肩甲骨から腰にかけて、大きな火傷がある。
白皙と相俟って映える黒髪は、漆にどっぷりと漬け込んだかのように黒々と艶めきを放っていた。仄かに煤色のようなニュアンスで、深みのある髪は一際目を引くだろう。寝癖で跳ねるフォギーマッシュ。ドライな質感で特にセットはしない。毎朝は手櫛で梳かす。前髪は眉下目上で少し長め。後ろの刈り上げはほんの少し高めで、短髪と言えば短髪らしい。形のよい耳は髪にも隠れない。
彫刻のフェイスラインは滑らかで卵型。パーツの配置はシンメトリーで、少しのわかさ帯びた双眸が目を惹いた。乱暴に上を向く睫毛に、金色の硝子玉は収まり。霞んでいて瞳が物語るそれはよく読めなかった。ぼやけて浮かぶハイライトは曇天。きゅっとつった眦と対照的な、優しく垂れた細くも太くもない眉。筋の通った鼻梁の延長にあるやや薄いリップは殆ど微笑んでいる。左涙袋の下に黶。
人畜無害そうな風体で、ワイシャツと呂色のスラックスを着こなす。革靴を好み履く。
〔 性格 〕慎重派で判断力がない。優柔不断がたまにキズ。風体に似合わず大人しい。物腰柔らかく、気さくで人付き合いがいい。人柄の良さとは裏腹に執着心が強く、庇護欲が強い。元々のポテンシャルの高さを発揮できないタイプ。緩やかな希死念慮のようなものがある。

〔 備考 〕虎のモチーフはアムールトラ( シベリアトラ )。ネコ科の中で最大種。力で仕留めるライオンと、技巧で仕留めるヒョウの丁度中間程度に位置する。
父・魔族( 虎 )× 母・人間の混血。
誕生日は6月8日。
好き/水・肉
嫌い/乱暴なこと
〔 過去 〕お願いだから居なくならないでほしい。俺の傍にずっといて、どうか置いていかないで。
双子の兄は俺の憧れで、世界で、全てだった。
偏見や差別のある片田舎、純血主義の農村で生まれ育ち、両親の手で守られて育った。嫌がらせや差別に耐え、視線の刃に耐え、逃げ出すことも赦されない。全身から込み上げる恐怖は日に日に俺達を蝕んでいったが、兄さんは違った。
石を投げられれば俺を庇い、暴言が飛べば耳を塞いで、水を掛けられた日には抱き締めてくれた。心のやさしい強いひとだった。俺は兄さんが大好きだった。
兄さんは強いひとだったから、俺のことを庇うのに一度だけ異能力を使った時がある。冬の寒い日、村の公会堂で遊んでいた時だった。
村の子供は積み木遊びに飽きたのか、俺を治してやるんだと言った。子供のごっこ遊びにしては酷く手の込んだものだった。善意だと言って湯を沸かし、 今からこれでおまえのなかにおるアクマをはらったる、むらおさが言うてたぞ、わしら人間とはちゃう おまえはアクマやって。 そいつは笑って俺の背中に熱湯をかけた。焼け爛れ、皮膚は忽ち伸縮して変色し始めた。異臭と煙と、子供の笑い声に巻かれて、涙がとめどなく溢れた。────兄さんは、俺の前に立ちはだかると、牙を剥き出しにし、俺に湯をかけた奴の眼を引っ掻いた。眼からは血が流れて止まることはなかった。兄さん、ダメだよ、それは父さんにやっちゃいけないっていわれてただろ。威嚇するように喉を鳴らすと、子供たちは蜘蛛の子のように散り散りに逃げた。

「 ……立てるか 」

次の日、俺達家族は村をでた。
どんな扱いを受けるかは目に見えていた。言いつけを破った兄さんに対して、両親はなにも言わなかった。そうだよ、兄さんは悪くない。兄さんは俺の中の英雄だから。

混血の移住に快い場所は殆どなかったが、やっとのことで安定した土地を買い付けることが出来た。家を建てて、俺達家族水入らずの生活をするんだ。漠然としていたが確かな希望に満ち溢れていた。
引っ越してから落ち着くと、向かいの端雪という男の子と仲良くなった。
殆ど感情の起伏の少ない彼だったが、同じ混血だということは兄さんから秘密裏に聞いていた。兄さんと端雪は仲がよくて、親友ってやつなんだと兄さんから話を聞いた。端雪の話をする兄さんはとても嬉しそうだった。俺も嬉しかった。

それでも俺は知っていた筈だ。
幸福は有限だということ。守ってくれる存在なんて仮初で、いつか必ず無くなってしまうこと。


兄さんは死んだ。

魔物に殺されたと両親からは聞いた。悲惨な最期だったとも。どうして一人でそんなところに、と両親に聞いたが、そのときは端雪もそこにいたと聞き齧った。────端雪がそこに。
────向かいの家まではすぐ着くのに、なぜか脚が鉛みたいに重くて、まったく辿り着けなかった。確認するんだ、さあ早く。端雪が生きているか、まだ気を保っているか。脚を引き摺るようにして辿り着いたが、端雪はそこにいた。
しんでいなかったんだ。安堵と自責に胸が打ちひしがれた。端雪は生きていた。それだけでよかったが────暫く経って悪夢を見るようになった。
兄さんの夢だ。
「 俺はおまえを守ったのに、なんでおまえは、俺を、まもれなかったんだ?」
苛まれるたび死にたくなる。兄さんは何もかもから俺を守ってくれたのに。背中の火傷が軋むんだよ。なあ、俺も早く兄さんのところへ行きたいよ。俺を早く見つけ出して、連れて行ってほしい。
それでも。俺にはまだやることがある。
兄さんが最期に守ったものを、俺が守るよ。

絶対にはなさない。たとえどんな仕打ちを受けようが、俺は守るだけだから。

( イメージ・参考曲:死.に.た.い.季.節/神.聖.か.ま.っ.て.ち.ゃ.ん )


〔 SV 〕「 あれ…ここ、前教えたときには苦手なとこだって言ってたよね。凄いなあ、全問正解なんて。こんな短期間で普通ここまで出来ないよ。やればできるんじゃないか 」「 加減とか使い方とか難しいこと考えずに、シンプルに力を出すことだけに集中すればいいと思うよ。君センスあるし、集中できれば凄いんじゃないか?はは、がんばってね 」
「 ……それ、此処?───はい、これで大丈夫かな。…それはそうだろ。君より俺のが身長が高いんだから。っはは、全然。人には、頼れるときに頼った方がいいよ 」

「 北に3体東に1体か……俺は北に行って追い込むことにするから、4体になったところを二人で叩こう。武器は持ってるだろ?」
「 戦闘学で習ったとおりだよ。緊張するようなことなんてないんだから、全くしなくていい。害虫を駆除するのとなんら変わりはないんだから 」
「 血が着くとなかなか落ちないから嫌なんだ、魔物ってさ。俺達とはまるで違う癖に一丁前に血も涙もあるもんで。気が滅入るよ 」

「 彼奴は感情の起伏があんなだから分からないだろうけど、ただの良い奴だからそんな気にしなくていいよ。……うん、君と話せて、喜んでたみたいだし 」
「 兄さんが俺を守ってくれたから今こうしていられるけど、そうでなかったら俺はこうしていられなかったと思う。…早く兄さんに会って、お礼が言いたい 」

〔 一言 〕なんか…現実世界にも居るじゃないですかたまに…人畜無害そうだったり大人しそうな人とか、優しそうで可愛げのある風体なのになんか…なんか色気ある人…竹内〇真的なほら……そんな…子です!
返信
返信0
千景さん (8ehtv5xe)2022/7/27 13:54 (No.29680)削除
【 名前 】黄昏方 瑞雪(くれかた みずき)

【 性別 】男

【 血統 】混血

【 種族 】狼

【年齢 】16歳
【 学年 】2年


【 所属班 】B91班/班長

【 黒漆ノ烏 】鵲


【 異能力 】「THIRD EYE」

単純な視力、動体視力、そして世界を見透す第六感。その3つを大幅に強化する。

まず視力。元の視力2.5が、4倍にまで引き上げられ、10.0になる。
動体視力は、小蠅の群れから1匹の蠅をずっと目で追い続けられるほど高くなる。
元々勘はそこそこ強いものの、未来の動きが透けて見えるような感覚に襲われる。
その未来が確実なものかどうかは分からないので注意して使う必要がある。

デメリットとしては、使用時『聴覚』が完全にシャットアウトされてしまうこと。
仲間からの指示や周りの状況を視覚以外で把握出来ないのでかなり危険に晒される。
そして1時間ほど使用し続けると、目に負荷が掛かり過ぎて、目が内側から破裂する。
この事から、弱い魔物相手に気軽に発動したりすることは無い。

【 武器 】刃渡り20㎝のタガー
刺す事と投げる事に向く諸刃の短剣。急所を的確に狙わないと致命傷を与えられないので、武器としての絶対的な威力は低い。と言っても、彼の超人的なスピードと動体視力、そして彼の異能力によってかなり脅威的な武器となっている。
柄の部分は光に照らされると鈍い銀色を呈し、刃の部分は根本は深い青で、先にかけて透明感が増していく。
これを計5本ほど所持しているようだが、腰に並行するように装備されている一本以外に視認出来るものはない。所謂暗器にしていて、本人しか残りのタガーの場所を知らない。それどころか、本当に5本なのかすら怪しいほどだ。


【 容姿 】
薄幸、というと失礼だが、全体的に儚げな印象がある。それは、彼の存在感を少しずつ消していってしまう。まるで霧の日に咲く美しい青薔薇のように。しかし、時折その雰囲気が咲き誇ることがある。全ての存在を押し退けるほど暗く重く、そして全てを切り裂くほど凛冽たる雰囲気。彼が班長になったのもこれが理由ということなのだろうか。

彼の髪は白。と言いつつも、光の透かすと本物の雪の欠片のように銀や淡い青など、色が複雑に交錯する髪色。一つの決められた色に名をつけられないその色は不思議な色だとよく言われる。そう指摘すると少し眉を顰めてしまうが。彼の髪は自然に垂れ下がっていて、時折睡眠時の癖毛や、先天性の癖毛がまるで自己主張するかのようにぴょこんと重力に抗っている。幾度と緩いカーブを描き、やがて左右に跳ねて収束する。髪は常にシルクのように艶やかで、浮かぶ光は照明に左右されてばかり。橙、青、淡い桃色……当たる光によって無限色に染まる髪は美しく、尚且つ素晴らしい。髪質は良く、大した手入れをしている訳でもないがつい撫でたくなるような、指で髪を梳きたくなるような柔らかさがあ
る。誰もが羨むような髪をしていた。

彼はその髪を、ウルフカットにしている。時折ざんばら髪になるのは、自分で散髪する事が多いからである。それは散髪屋に行くのが面倒だからでも、髪の切り方に拘りがある訳でもなく、その容姿故迫害され、奇異の視線に晒されるのに恐れているから。前髪はM字を描き、少し目が隠れるまで伸ばされている。その美しい瞳が隠れてしまうのは些か惜しい物ではあるが、風に揺られる度不思議な双眸の光が発せられるのは蠱惑的な力がある。

そんな彼の瞳の色。ただ澄んでいる青だけでなく、全てを飲み込むような深い黒、目を眇めたくなるほどの眩い白、温もりを感じる新緑など、色が複雑に混ざり合い、その硝子玉に閉じ込められている。美しいと表現されて然るべき瞳であった。その目を取り囲むようにあるのは、銀の睫毛。カールしつつ上に跳ねる睫毛と、嫋やかに伸びている下睫毛。瞳の蒼を縁取るその睫毛は、瞳の静かな華やかさを一層上品に仕上げていた。

彼の眉毛は緩やかにカーブを描いているものの、その彼の表情の性質上、あまり良いものと捉えられる事は少ない。彼は、とんでもないポーカーフェイサーなのである。笑顔を忘れてしまったのだろうかと聞きたくなるほど笑わない。目に見えて怒ることもしないし、苛立ちも分かりづらく、涙を見せることも決してない。だからと言って、彼が感情を失ってしまったのかと問うとそうではない。彼は感情を押し込め、まるで最初から存在しなかったかのように閉じ込めてしまっているだけなのだ。声にはかなり感情が現れるものの、初対面の人間がその感情を一眼で理解するのは少々難儀なものだ。
感情を読み取るコツとしては、素直に「嬉しい?」などと質問してしまうことと、彼の特異な耳と尾を見ることであろう。

つまるところ、彼は美少年である。イケメン、というよりは美少年と表現したくなる。誰もが欲しがるような陶器のように白く艶やかな肌に、通った鼻筋。白い肌に彩りを添える淡い桜色の唇。その一つ一つのパーツ全てが美しく、愛おしい。

彼は、テレパシーによる意思疎通を可能とする特別な狼の魔族と、人間の混血である。そのため、生まれた時から人間の耳はなく、狼の耳が頭に、柔らかくふわふわとした尻尾が尾骶骨にある。尻尾は長く、脛の辺りまで垂れ下がっている。毛質は、人を駄目にしてしまいそうなほど、柔らかく包み込んでくれる優しい手触り。彼が混血でなければ思わず触れたくなる見た目。誤って強く触れてしまうと、かなり不機嫌になってしまうので注意が必要だ。(と言っても殆ど表情が変わらないので察せるかは分からないが。)そんな彼の耳と尻尾は、感情を1番表してくれると言っても過言ではなく、嬉しいと尻尾がゆっくりと揺れる、悲しい・不満な時は耳が垂れ下がるなど分かりやすい。
普段の耳と尻尾は根元のあたりが灰色で、白と灰のグラデーションになっているが、冬になると雪との擬態をする狼の性質を受け継いでいるため完全な真っ白になる。

彼の服装は、基本的にシンプルな類が多い。
狼であるからか少し厚着しても辛くないらしく、春夏以外は常に長袖にセーターを着ている。黒いハイネックニットに、白い大きめのセーター。所謂萌え袖になっているのは、父のお下がりだかららしい(備考欄に詳しく記載)。ズボンはくすんだ栗色。動きやすい伸縮性の高いズボンで、非常に良いシロモノ。丁寧に磨かれた靴はプリンのカラメルのような黒みのある濃い茶色の編み上げブーツ。通学用のバックは肩から下げるタイプの革製。中身は最低限必要なものしか持ってきておらず、中に入っているペンケースにはシャーペン2本、3色ボールペン1本、消しゴム1つ、定規と殆ど中身がない。

戦闘服は、彼の髪や肌の白さを引き立てる漆黒。口元まで隠れてしまうほど襟が長く、よく左手で鼻あたりまで引き上げている姿もある。長袖は布が少し大きく、彼の細い体が判りづらくされている。表面積が増えて攻撃を受けやすくなるデメリットがあるが、大きくしなるような動きで攻撃を繰り出す彼にとって、伸縮性やゆとりがないことはかなりの打撃となるためこのような形となっている。ズボンは長ズボンで、布があまりすぎる箇所はバンドで締めている。靴は黒の編み上げブーツ。実は、父が学園に、怪我を緩和する特別製の布を取り寄せて、父がデザインした戦闘服。それ故に気に入っていて、破れると毎回毎回ため息をついている。

身長は172㎝。



【 性格 】
無感情、冷徹、氷の男。そんな言葉で飾られている彼だが、実際の性格は意外と喜怒哀楽がはっきりしていて優しい。表情が変わらないので不気味だと思うかもしれないが、感情はよく動く方だ。
自分から話しかけにいくことはほとんど無いが、口数は決して少ないわけではなく、話すのも中々に上手い。班長として誰かの前に立つときは特に、歯切れのある毅然とした態度で臨んでいるため、印象が掴みづらいと言われることも多いそうだ。班長という大きな役目の責任感からもそうだが、元から自分の仕事を途中で放り投げることは決してない。その上、借りは必ず返す。総括すると真面目で律儀な性格だ。少し人見知りしてしまうところがあって、自分から深く絡みにいくこともなく、部屋の隅で読書をしているというイメージがついている。それが間違いではないというのが現実だ。それ故に誰かの影であるかのようで、ああそんなやつもいったけな、なんて言われてしまう事も少なくない。態度は基本的に小さくて、優しく、誰かにそっと寄り添えるような少年。

しかし、一旦仲良くなって仕舞えば性格はガラリと一変する。表情がコロコロ変わるわけではないが、少し笑うようになる。困り眉で、相変わらず感情が消極的だが、大きな進歩と言えるだろう。それに、少し相手のことを気にかけるようになる。元から優しい性格であるものの、過去のことを引き摺っているのか過保護になることも。ジュースを代わりに買ってあげたり、予備のハンカチを差し出したり、頼まれればお弁当を相手の分まで作ってくるなどと細やかな気遣いが目に見えて出てくるのである。

上記の通り、彼はかなりの女子力の持ち主である。父と二人暮らしというのも原因の一つではあるが、単純に料理は化学実験のようで楽しいし、洗濯や掃除は綺麗になっている感覚を肌で感じられるため好きらしい。学校に持ってきているお弁当は全て自分の手作りで、服に全くシワがないのは本人がしっかりアイロンをかけているから。他人からは楽しそうに見えにくいので、ただの家事を率先して行いたがる変な人と思われることも多い。家事以外にも、常に絆創膏を持ち歩いたり、尻尾の毛繕いのために櫛を持ってきていたりと細部まで隙がない。

人並み以上の知識があり、それの殆どが生まれつきの才能ではなく努力で身につけたものだ。本が大好きで、若干の活字中毒になっている。暇さえあれば持ち歩いている本を開き、本を持っていなければ、置いてあるジュースの瓶をひっくり返して原材料名などに目を疾らせている。勉強は殆どが独学で、時折常識のずれが見受けられるが、そこまで異質なほどではない。逆に、自主学習でここまでの知識と技能を身に付けられていることに驚く人も多いほどだ。努力することは自分の奥底にある自己顕示欲を満たすためでもあるが、自分をここまで育ててくれた父と母にお礼をするためでもある。だからこそ、どんなに罵られようと挫けようとも、彼は立ち上がって努力を続ける事が出来るのだ。……バックを重そうに抱えることが多いのは、本を持ってきすぎた時が多かったりする。

若干ファザコンの片鱗があって、年頃であるのにも関わらずまだ反抗期が来ていない。父が作ったもの、父に買って貰ったものをを大切に大切に使う傾向にあり、壊したりするとかなり落ち込んでいる。しかも手強いところは、「ファザコン」と揶揄されると、実の父を大切にしているだけなのに、どうして笑われないといけないのか、と正論で返してくるところだろう。煽り耐性があるのか、揶揄でイラついたりすることは少ない。

彼が班長に選ばれた理由は、実はよく分かっていない。
落ち着いて指示を出すのがうまい司令塔のような頭脳派だからかもしれないが、
ちょっぴり天然なところがあると自覚しているので尚更謎である。
自分以外にて帰任がいなかったのかもと思うようにしているが、自分の班のメンバーを見るとそのようなこともなく、実際の自分は「鵲」にいるべきでないからなのかなんなのか。学校の闇に触れるのはもう懲り懲りだ。

と言っても、彼は自分のメンバーをかなり大切にしている。
やはり共にいる時間が長いこともあって、思いが強くなっているのだろう。
過去のトラウマもあるので、身を挺して守ったり過保護になったりと感情が忙しい。もっと仲良くなって、表情を柔らかく出せるようになりたいと思っているが先は長そうなご様子。仲間を傷つけられると、無表情だった顔を怒りで崩し、頭に血が昇ってしまうほど。

自分の好きなことには真っ直ぐでいたいが、なかなかそれに踏み出せない。
特に挙げられるのは狼の耳にピアスを開けることだが、ただでさえ目立っているというのに更に目立つことになるので怯えている。それに、自分の趣味を否定されるのが怖いのだ。彼は誰かからの否定の言葉が苦手だ。息が出来なくなって、自分の好きなことは全て間違っていたように感じられてしまうから。自分の臆病で内向的な性格が大嫌いで、悩み苦しんでいるのが現状である。




【 備考 】
《 過去 》(軽いグロ注意)
彼の家は核家族だ。一人っ子で生まれたが故に、両親に愛され、真っ直ぐに育った。
父の名は瑞葉(みずは)、母の名は小雪(こゆき)。2人の名前をもじって、瑞雪。
優しい世界で、温かく生きていくはずだった。彼が混血でなければ。
父は純血の魔族で、母は純血の人間。本来壁のある2人が恋に落ち結婚し、彼が生まれた。彼が生まれた時から逆風を受けることは理解していたが、最悪の場合国から抜け出してもいいと覚悟を決めたのだ。
魔族の狼は四つ足で獣のような見た目をしているため、彼は魔族と嘘をついて生きることも出来ず、幼稚園時代からずっと疎まれて過ごしてきた。
しかし、数は少ないものの少しずつ友達も出来て、“普通”と言ってもやぶさかでない毎日を送っていた。
11歳のあの日までは。

蒸し暑い日だった。不快指数が85になりそうなほど。
嫌な予感は、汗と共にじっとりと体に張り付いたまま。
確かに母さんはいつも、買い物では寄り道をして、 時折お団子とかを買ってきて。
ただいまって笑顔で言って。

その笑顔が頭に浮かんで、次の瞬間、大きな爆発音と閃光によってそれは押し流された。
「混血を殺せ」「混血と共に生きる人間を殺せ」「混血と共に生きる魔族を殺せ」「全員死んでしまえ」「世界を変えるんだ」「うるさいこれは崇高な行いなのだ」「私たちが正しい」「死ね」「死ね」「死ね」「死ね」「死ね」
銃声。醜悪な声。優越感と興奮により焚き付けられギラつく瞳の群れ。

阿鼻叫喚。そう例えるべき世界だった。

赤が燃え盛っていて、そこで黒の凶器が振り回されて。赤が紅を呼び、地面は血で汚れていて。
きっと、母の髪飾りが、その髪に引っかかるようにしてぶら下がっていなければ、それが母の屍体だなんて気づくこともなかっただろう。血で汚れ、銃弾が減り込み、ナイフで壁に固体されていた。まるで、赤の蝶が、標本化のためにピンで留められているかのように。

視界が真っ暗になったのは、絶望からだろうか。父さんが物理的に目を塞いできたからだろうか。恐らく両方だと思う。
……母さんは、死んでしまった。

小さかった俺には、その現実を簡単に認めることができなかった。
涙が止まらなかったり、ご飯が喉を通らない日も多かった。学校を忌引出来る期間までに立ち直ることも出来ず、休みがちにもなった。
そんななか、学校のプリントやノートを届けてくれたのが彼らだった。
同い年の双子さん。俺が5歳の時、俺たちの家の隣に引っ越してきて、幼稚園からずっと一緒だった。
塞ぎ込んでいた俺に優しく寄り添ってくれて、俺たちは親友になっていった。

やがて、彼らと共に学校に行けるようになった。
彼らと一緒にいれば、刺さるような視線が怖くない。

幸せだった。……そんな日々も、長く続く事はなかったけれど。
俺が13歳の時。
ただの好奇心だった。珍しい魔物が出現したと町中は大騒ぎで、見に行こうなんて子供らしい悪知恵が働いて。俺は小さい頃から国外に出て、父から魔物狩を教えてもらっていたから、調子に乗っていたのだろう。
父を連れずに『外』に出たことなんてないのに。
馬鹿だった。
だから、俺は助けることが出来なかった。目の前で、大切な友達が魔物に喰われて死んでいくのをただ眺めていた。怖かったから、間に合わなかったから。そうやって自分に言い訳しているのは、母を助けられなかったあの時の自分と同じだ。俺は何も出来なくて、ただ別れをこの目で見て悲しむ事しかできなくて、愚かで無能で、半端者。

俺は少年院に入ることになった。
「魔物を意図的に誘導して殺人行為を行なったから」だそうだ。
その証言をしたのは、中学校の同じクラスの純血の人間の女子だった。
彼女は異能力を持っていなかった。類まれなる運動能力も、頭一つ抜けた知識も、努力する才能も。何一つ持っていないと馬鹿にされようとも、彼女は「血統」を持っていたから俺より優れていた。ただそれだけだ。
濡れ衣を着せられたからか、心が芯まで冷え切ってしまった。
少年院は血族差別がさらに酷かった。無駄に感情を相手に晒せば、反抗したと判断されて3日間何も食べさせてもらえなかったり、理不尽に殴られて蹴られた。
感情を押し込める練習ばかりしていた。いつの間にか癖になっていて、逆に不気味だと恐れられた。
結局、何をしても無駄。そう切り捨てられず希望を持ってしまう俺は相当幼稚だ。

15歳。釈放された。
情動的で無くなっていた俺に、友人や父は動揺を隠せていなかったけれど、父はまた俺に生きる道を差し出してくれた。
有名な異能者の学校だった。相当試験は厳しそうだが、他に目指すところもない。
試験勉強は頑張った。異能だってうまく使えるように練習したし、毎日6時間ほどは自主学習に取り組んだ。その学校で努力をすれば認められることも俺の気持ちに火を点けた。

試験には受かった。前科持ちだったので合格ラインスレスレだったが、そんな結果でも父は跳ねるように喜んでくれて、それに曖昧に微笑んで返すことしかできない自分が惨めだった。
1年間、僕はテストで1位から10位を常にフラフラとし続けるような形で高得点を取り、実技でもかなりの成績を収め続けた。黒漆ノ烏に選ばれなかったのはやはり混血であることと、前科持ちというタトゥーのせい何だろうか。
2年生になると同時に、俺は黒漆ノ烏になった。前任の「鵲」が他国に引っ越したらしく、まるで穴を埋めるように飛び込んだ席だったが、少し誇らしかった。

……俺は、これからどうすればいいんだろう。




誕生日:8月1日

誕生花:オシロイバナ/「臆病」「内気」「恋を疑う」
    ガーベラ/「希望」「常に前進」
    アサガオ/「儚い恋」「固い絆」「愛情」
    ミヤコワスレ/「暫しの慰め」「別れ」

誕生石:シトリン/「甘い思い出」「初恋の味」

部活:パルクール部
   種族としての能力や異能力を使わず、
   自分の力だけで素早い移動・跳躍・登攀をする競技「パルクール」をする部活。
   持ち前の運動能力を使い、様々な優秀な成績を収めているが、混血であるが故
   疎まれてしまっているのが現状。

好き:お団子(特に三色団子の白色)
   勉強すること
   誰かと話すこと
   タガーを磨くこと
   タガーを投げてダーツすること
   尻尾の毛繕い
   料理をすること
   差別のない世界
   父

嫌い:目標を持たない自分
   炎(正確にいうと苦手)
   狭い部屋
   手枷・足枷


父の異能力は「人間の姿に化ける」と言うもの。四つ足の狼は国内で生活しづらいので、この異能力を持って生まれたのは小さな奇跡と言えるだろう。そんな彼の父は、服飾の仕事を行なっており、デザインから制作まで出来る凄腕さん。
瑞雪のセーターは本来自分用に作成したが、瑞雪が濡れ衣で逮捕され刑務所に入るときに託してから、瑞雪がずっと大切に着ているようだ。父の方が身長が高いため、サイズが少し大きい。

非常に足が早く、100Mを8秒で走った記録がある。持久力も瞬発力もかなりあり、「鬼ごっこを一緒にやるとつまらない人」が代名詞、だなんてイジられることも。
残り5分で授業が始まる、と言うときに忘れてきた弁当を約2.5キロ先の家まで走って取りに行って、実際授業に間に合わせたという伝説がある。



【 SV 】
声質は優しく、透明感がある。無感情に聞こえがちだが、喜ぶと弾むし怒りを孕むと迫力が増す。空気に溶けるような静かな声で、彼はまるで糸を紡ぐように言葉を発する。だからこそ声量が小さくとも声は部屋の中で反響し、人の脳に、心に伝わるのである。

イメージCV:島崎信長さん

「黄昏方です。……2年生だよ。班長だけど」
「そんなに耳が怖い?食い入る様に見てるから、そうなのかなって」
「瑞雪……そう、雪って書くんだ。変わってるけど俺は好き。母さんと父さんが沢山沢山考えてつけてくれたんだ。」
「俺?父さんと二人暮らし。」
「魔物を倒すのは怖いよ。そんな風には見えない?……そっか」
「団子、好き。特に三色の白色。自分に似てるなって思うから」
「……狼ってさ、縄張り意識が凄く強いって知ってる?狼の死因の殆どは、縄張り争いによる負傷って言うくらいには。俺今、怒ってるから。僕の仲間を傷つけたんだから。当然、」
「そっち行かない方がいいよ。……聞こえるんだ、混血に酷いこと言ってる声。」
「純血とか混血とか、俺は苦手かな。争いとか馬鹿馬鹿しいし。」
「今度は誰も死なせないから。」
「なんで階段の踊り場で蹲ってるのかって?……俺の抜け毛が不快だって言われたし。」
「感情的になったら駄目だから、俺は……」
「今日の “課題” は天泣の国から出て東に行って、
 蛇型の大型魔物を討伐する……です。」
「前に立つ時って、なんか敬語使いたくなるよね……なんでだろ。」
「左薙ぎ払い来る!防御・回避態勢!」
「さっき倒した魔物の肉、焼いて塩振ったらすごく美味しいよ。」
「砂漠地帯では熱中症で死ぬことが1番多いから、喉乾いたら我慢せず飲んでね。」
「班長らしい事、何も出来てないなって。だから、せめて魔物を殺す事くらいは頑張るよ。」
「特に俺は、一目で混血って分かる見た目だから嫌われやすくて……。周りの人に嫉妬しちゃう自分が嫌なんだ。」

「……君のこと、好きだって言っていい?」


【 関係募集 】
・家がお隣の人
・刑務所入りした時牢屋が隣だった人
・同じ部活の人(生徒のみ)
・ペーパーテストのライバル(生徒のみ)
・本好き仲間

・瑞雪のタガーを作っていて、彼の武器の秘密を知っている人(生徒のみ)

全てにおいて種族・性別不問です!
これ以外にも何でも募集しています!お気軽にお声掛けください✨

【イメージ画像】「✉️」様より
普段着
返信
返信0
羊羹さん (8emiyiak)2022/7/27 12:02 (No.29670)削除
【 名前 】紅月 零(こうげつ れい)

【 性別 】男

【 血統 】魔族

【 種族 】ブラックドッグ

【 年齢 】32歳

【 担当教科 】種族学

【 異能力 】〝冥府の女神〟
重力を自在に操る能力
対象(人間、魔族、混血、魔物、物等)の重力を操って重くして地面に叩きつけたり逆に軽くして浮き上がらせることも出来る。例えば石の重力を操り浮かせて飛ばしたり、魔物の重力を操り推し潰そうとするなどというものが可能。
また自分自身に使うことも出来るので壁や天井に張り付いて歩く、走るなども可能である。基本的に重力を操ることで出来るものは大抵全てすることが可能である。
デメリットとしては対象の重力を操る際は1度指先だけでもいいから触れないといけない、使用上限10倍まで、軽い頭痛に襲われるようだ

【 武器 】手甲
肘あたりくらいまで覆う黒を貴重とした金色の装飾がある手甲
爪の先は鋭く長めになっているようで引っ掻いて傷をつけ避けれるような構造になっている

【 容姿 】
身長200cm
ジトッとした暗い印象のある燃えるような赤い目で瞳の大きさは小さめで鋭い印象がある
髪は闇の中に沈んでるように真っ黒で男にしては長くぼさっとしておりあまり整えられていないようである
顔はだいぶ整っており怖いという印象を受けるかもしれないがイケメンに近い
顔面偏差値は平均よりは上であろうただし本人はあまり気にしていない

白いニットセーターの上に白衣のような黒い上着を羽織っている。丈は膝あたりくらいまであるらしい。ポケットの中には小さなお菓子などがちょこちょこ入っているようで自分で食べたりたまに生徒に与えたりしている、また頭痛薬を入っており能力によるデメリットを抑えるために常に携帯しているようだ。
下はデニスズボンを履いており、白い靴下に黒のスリッパというスタイル。
流石に戦闘時となるとスリッパではなくちゃんとした履物は履くようである。

とここまで紹介した姿は人間に変身している時の姿であり彼にはもうひとつ別の姿があるようだ

大きな大人1人と同じくらいのサイズの黒い犬
目は同じように燃え盛るように赤い瞳をしており犬種で例えれば近いものはグレート・デーンであろう


【 性格 】
ぶっきらぼうで少々めんどくさがりな性格
細かいことは苦手なことは大抵はなんとかなると適当に事を済ませることが多い
書類なども作成するが期日直前に提出する…かと思いきや以外にそんなことは無く3日前にはぱぱっと提出、もしくは翌日に提出する程である理由としてはサボるのもめんどくさいし早めに終わらせた方が楽できるからだそう

気だるげで不真面目な教師らしくない風貌をしている先生だが案外生徒思いらしく結構気にかけており成績がギリギリの生徒には補習をもうけて残業しても見てくれる、なにか相談があれば乗ってくれるなど生徒からの評価や好感度は高いようである

好き嫌いはあまりないようだが嫌い、苦手と直感的に思ったものには基本的に口にしないし接しようとしない。めんどくさいからである、とは言っても嫌いになるのもめんどくさいというか…とりあえず今はないし生徒や先生を嫌うことはまず無いだろう
死を軽視しない限りだ

彼は死と生いうものに関しては人一倍、重大に思っておりそれゆえか魔族、人間、混血に関わらず全ての命はひとつしかないのだから上も下も優越もなく尊いものだと考えている。なので差別意識が全くないし同じように接するのだ。

【 備考 】
好き/昼寝、生き物
嫌い/直感的に嫌いと思ったもの、死を軽視る人
趣味/散歩

誕生日/12月31日/イトスギ「死」「哀悼」「絶望」「正義の人」「永遠の悲しみ」「不死」「再生」/タンザナイト「冷静」「高貴」「神秘」「知性」「誇り高き人物」

過去/
代々墓守の家系であるブラックドッグの一族の1人として生まれた
墓守ということから純血の魔族ながらも周囲から恐れられたりもしたが別に良かった
誇りだったから
墓は死の最後に行き着く場所で帰る場所
父と母はよく言っていた
「私達は墓守だけど誇ることはあれどそれを恨むことは無い。命の超えた先の死を守ることは大切なことだと」
「混血も純血も関係ない。結局死んだら皆同じだ。」
そう言って仕事に打ち込む父と母は憧れだった。混血も純血にも対等に接する彼らが大好きだった。

全体的に恐れられていたが…特筆そんな訳でもなく、ブラックドッグとして墓守として活動はしていたが墓を荒らさない限りは誰も襲おうとはしなかったしむしろ人を助けることが多かった、教会とは墓守と言うことで関わりは深く死人の魂の行き先を教えるなどしたこともある、気味の悪い墓守という家系だけど感謝されることもあったんだ。恐れられ怖がれることが7割、感謝のされるのが3割と言ったところだろう。

まぁ墓を荒らされたら襲いかかり食い殺すし死を司る前触れという性質には変わりないのだが。

特に変わったことも無く特別なことも何も無くのんびりと人生を過ごしてきた。虐められたことは…まぁ墓守ということであったが全部返り討ちにしたということは言うまでもない。
友達なんてほとんど出来なかったが大好きな動物や生物と接する機会が多くて楽しかったから自由奔放に暮らせたから不満はなかった。

学園に入学し何事もなく卒業して少しの間家業を手伝っていた頃、学園で教員を募集していると聞いて家業は兄が継ぐし生き物が好きで教えることも嫌いじゃなかったから暇つぶし程度に応募したら受かってしまったので今の現状に収まっているが
不満はない何かと楽しい生活を遅れているのは言うまでもないのだ

家について/
墓守の一族
ブラックドック別名ヘルハウンド、チャーチグリムとも言われる彼らは墓を守護する黒い犬の妖精として暮らしてる
普段は温厚で教会の神父に死人の魂の案内をしたり迷子の子供を助けたりしているらしいが墓を荒らす者には容赦をせず襲いかかるよう
家の構成としては両親、兄姉が3人、弟妹が4人という大家族
長男が家業を継いでいる

【 SV 】
イメージCV/津田健次郎

「おーい…授業始めるぞ。先につけガキ共」

「誰が何しようと関係ねぇよ悪いやつが悪いんだ」

「別に俺から見て純血も混血も変わんねーさ…どっちも尊いたった一つの命なんだよ」

「死って恐ろしいもんだぜほらまた聞こえて気やがる亡霊の共の声がよ」

「墓荒らしなんて馬鹿なことはやるんじゃねぇぞ…んなことしたら先生食い殺しちまうからよ」

「先生のことが怖いねぇ…まぁ否定はしねーよ墓守だもんな仕方ないさ」

【 関係募集 】
同僚
友人
恋人
よく補習をする生徒
学園時代の同級生、後輩、先輩
学園時代からの古い親友
妹、弟

その他関係も募集しています…!
ストイックな男メーカー様より
返信
返信0
わらび餅さん (8env9mfd)2022/7/26 19:31 (No.29618)削除
「 誰かと関わること ? … うん 。とっても好きだよ 。話すのも 、遊ぶのも 楽しいでしょ ? 」






全部嘘だけど 。


【 名前 】泡沫 千尋 _ Utakata Chihiro

【 性別 】牡

【 血統 】魔族

【 種族 】
『 透明人間 』

太陽の下や電気のついた部屋等の明るい場所で姿が見えなくなる 。逆に暗い場所や灯りの無い夜空の下等だとその本来の姿が現れる 。
微々たる光の量で左右される為、稀に半透明に見えることもある 。


【 年齢 】十八 / 三年

【 所属班 】D14 / メンバ-

【 黒漆ノ烏 】鵥

【 異能力 】
『 透過 』

種族に付随した異能力 。
彼自身が触れたモノを全て透明にし 、更には他者が触れようとすると空を切る特性を持たせることが出来る 。

簡潔に言えば 、完全的な透明化である 。

例えばこの異能を発動すると 、彼の姿は衣服や身に付けているものに関わらず姿が完全に消え 、彼の声も息も何も聞こえなく 、何も感じられなくなってしまう 。しかしながら彼から他者に触れることは可能な為 、近くにいる人に触ればその者の姿も他者から見えなくすることが出来る 。

条件として彼の能力が適用されるのは 、" 彼自身が持てるモノ " に限られる 。椅子や武器 、体重が軽めの人物等は彼自身が持てる範囲内にある為 、その異能の効果を発動させることが出来る 。逆に大木や建物 、ガタイの良い人物等彼が確実に持てることの出来ないものは 、異能の効果が無効になる 。
もう1つの条件として 、この異能の使用制限が設けられる 。言ってしまえば彼が消せるかどうかは重さで左右される為 、複数でも彼が一度に持てるならば全て消せるが 、重量オ-バ-になってしまうと異能が適用されず丸見えになってしまう 。
同様に彼が手放した瞬間 、そのモノは本来あるべき姿を現してしまう為 、この異能は彼の身体能力ありきで成立する異能力であると言えるだろう 。


【 武器 】
『 シグレ 』
特になんの謂われもない脇差程度の長さの刀 。
他の人が名前をつけているのをよく見て 、10秒で思い浮かんだ名前をつけたらしい 。
鞘は黒が基調だが雪のような綺麗な絵が描かれ 、その刀身はまるで透き通ったように透明感が感じられる 。戦う時に主に使われる武器 。

『 アケボシ 』
時雨 と同様 、なんの謂われもない短刀 。名前も同様 。
狭い場や奇襲を仕掛ける際に素早く動けるようにする為此方を使うらしい 。
鞘は白が貴重で金色の線や点が散りばめられ 、刀身は濡羽色に染まりずっしりと重そうな印象を与える 。


【 容姿 】
まず目につくのは彼の服が宙に浮いていることだろう 。
顔があるであろう箇所には 、黒塗りの狐面 。
耳には黄色の和風の耳飾り ( イヤリング ) が垂れている 。
首があるであろう箇所には 、首があることを示すための黒いチョ-カ- 。手には黒い手袋をはめている 。
胴体であろう箇所には白黒のyシャツに 、白のパ-カ-を羽織り 、全体的に明るく見える 。下は本来の学生が履く様なスラックスで 、靴は外と中で応じて変わるが 動きやすい物が主である 。例えばスニ-カ-とか 。
あとは全て透明だ 。髪も 、顔も 、彼自身の体は全て 。

戦闘時は 、特に代わり映えなく似たような格好で臨んでいる 。異能を使えば服も何もかも消えるのだし 、わざわざ全く別の服を用意する手間も省きたいんだそうだ 。

「 だって 、誰かに触れられたら 特別な服の意味が無いでしょ ? 」

これで彼の容姿は完結してしまう 。


此処からは 、君ならばもしかしたら見られるかもしれない彼の本当の姿 。灯りの無い 、暗所でしか見られない彼の姿をお見せしよう 。期待外れだったら申し訳ないけれど 。

黒塗りの狐面を外すと 、ふわりとした細い暗い紫髪が見えてくる 。襟足が長く 、後ろは毛先にかけて白身を帯びているのが特徴だ 。右の横髪も毛先と同様白く染まっており 、後ろに1つ 左の横髪に1つ 、それぞれ黒と白のクロスピンがつけられている 。
狐面を下ろすと 、やや吊り上がり気味の どこか幼さの残る眼と視線が合うだろう 。瞳孔を囲むようにして白い輪が浮き 、その眼は紅色に染まっている 。
顔立ちは端正な方で 、中性的 ほんのり幼さが残る 。
表情は 、君と目が合えばきっと笑みを浮かべるだろう 。
しかし誰もいない場所や 、戦闘後では無になっていることが多い 。それも 、何処か虚ろな様子が伺えるかもしれない 。
肌は暗所でわかりづらいが白く 、体つきは細く華奢のように見える 。が 、女性一人や軽い男性一人を運ぶくらいは出来る筋力が着いている 。
見た目によらず 、運動神経は抜群に良いらしい 。

背丈171cm 。


【 性格 】

" ___ 泡沫 ? 彼奴は良い奴だよ 。なんかお母さんみたいっていうか 、何言っても受け入れてくれるし 、面倒見てくれるんだよな 。… あ 。そうそうあれ 。聖人君子 みたいな感じ ? "

とある一般生徒の証言 。





人が良さそうで 、何を頼んでも 何をお願いしても 何を聞いても 、基本的に否定はせず 全て肯定する聖人君子の様な人柄 。なにか裏があるのか ? と思えば 、特に見返りを求めることなんてものはなく 、せいぜい彼がやる悪事と言えば 、授業中 寝ている友人の額に軽いデコピンをお見舞いするくらいだ 。
彼の裏らしい裏は一切垣間見えず 、ただただ " 優しい " 彼に惹かれる者もいれば 、その性質を不気味に思う人もいるだろう 。不気味に思う人の例を出すなら 、彼の表情が物理的に読めないことがあげられるだろう 。触れられはするけれど 、彼の姿は透けて見えない 。面は着いているけれど 、それを外したところで顔は見えない 。そこに不審がる人は居てもおかしくないと言えるだろう 。
けれど例えそういう態度を表に出されようとも 、彼の人の良さは崩れない 。あまり好ましく思われていないのなら此方から近付かない 。常に他人優先主義で 、彼自身が彼を優先することは滅多にない 。

教師や大人からすれば彼は " 本当によく出来た人物だ " と謳われることだろう 。





「 __ 嘘に決まってるのにね 。 」





さて 。以上までが全て偽りの彼である 。
彼は聖人君子なんかでは無い 。人 ( ここで言う人は他者全員を指す ) のことを心底嫌っている 、上記とはまるで正反対の性格の持ち主である 。
本当は誰かと関わるなんてもの御免被りたいし 、触れたり遊んだりなんて以ての外 。反吐が出るほど嫌いなのだ 。
それは自分という 、" 他人 " でさえも 。


優しげな声色 、親しげな素振り 。けれどそれの裏で彼はずっと君なんかを見てやしない 。早く時が去ればいいと時計や外の景色を眺めている 。
流石に暗所で姿が明るみになれば笑うことくらいはできる 。面が外れるなんてことないだろうけれど 、念には念を 。
しかし 、万一に外れてもそれ以外の表情は一切見えない 。
笑顔を崩せば きっと気づかれてしまうから 。



彼だって 、まだ未熟な子供なのだ 。


【 備考 】
部活 … 無所属 。だが 、頼まれ事や教師の手伝いをしたりする故に放課後すぐに帰宅するという訳では無いらしい 。

♡ … 一人でいること 、甘味 、静かな場所 、明るい場所
‪✖︎ … 誰かと関わること 、人の多い場所 、苦味 、暗い場所 、自分自身

一人称 … 俺
二人称 … ~ くん 、ちゃん 、君 、さん

誕生日 … 四月一日
誕生花 … 桜 、マ-ガレット
星座 … 牡羊座
血液型 … ??

過去 … 「 特に話すことでもないよ 。普通すぎて面白味にかけちゃうから 。 」 _____ 今後追記有 。

班について …
黒漆ノ烏 鵥でありながらも 、メンバ-という位置についているのは異例と言えるだろう 。何故メンバ-についているのかと言うと 、それは彼が班長及び副班長になることを拒否したからである 。
" 鵥ではあるけれど 、俺は引っ張るより支える方が得意なので 。メンバ-として貢献したいんです 。" と 。
当然これが本音ではなく 、本当は特殊な役柄につくとより一層他者との関わりが増えると思ったからである 。その本音を覗ける人はいないだろうけれど 。
此処から伺えるように 、彼は鵥という立場に対して驕った様子はなく 、感覚は一般生徒と同様のようだ 。


【 SV 】
「 初めまして 、俺は泡沫って言うんだ 。宜しくね ○○ くん / ちゃん 。( 宙に浮いた手が握手を求める 」

「 …… こ - ら 。今授業中だよ ? …… それにほら 、もうすぐ指されると思うから 、頑張って起きて 。( 額に軽くデコピンをしながら小声で 」

「 鵥って言っても 、俺は特にそんな変わらないから … なんだか申し訳なくなっちゃうんだよね 。( 照れくさそうに浮いた人差し指が狐面の表面をかくように 」

「 ん ? 俺に何か用 ? …… 嗚呼これね 。いいよ 。俺がやっておくから 、早く行っておいで 。……はは 。 大丈夫大丈夫 。なんか奢らなくても良いから 。( ヒラヒラと手を振る 」

「 … ふぅ 。" 課題 " はこれで終わりかな … 。班の子は …… 向こうの方か 。………………… はぁ … ( 刀を軽く振って溜息をつく 」

「 …… あれ 、驚いたな 。もう暗いのにどうしたの ? 忘れ物 ? …… 1人じゃ危ないだろうし 、俺も一緒に行こうか ? … って 、初対面で怪しすぎるか ( 暗闇の中で狐面をした " 人 " の姿が見える 」

「 此処涼しいね ~ 。… あ 、怖がらなくて大丈夫だよ ? 光の量で透ける量も変わっちゃうみたいでさ 。… ほら 、半透明なの面白いでしょ ? ( 手をふりふりと振っては楽しげに 」

「 勉強教えて欲しい ? … 勿論いいよ 。一緒に勉強しよっか 。( 教科書を机の上に広げつつ 」












「 ……………… ほんっと … 反吐が出る … 。( 外した狐面を床に転がして 」


イメ-ジcv … 内山昂輝 様



【 関係募集 】
執拗く泡沫に絡んでくる子 … 性別学年指定なし

泡沫を一方的に嫌っている人 ( 突っかかってくる子 ) … 性別学年指定なし

幼馴染 ( 今と昔で雰囲気が違うことに気づいている ) … 性別指定なし / 学年は3学年

恋人 … 性別学年指定なし

此処に記載のない他の関係も大歓迎です ! 色んな関係を組みたいと思っているので良ければ是非 … !!
Picrewの「キミの世界のメーカー」様よりお借りしました 🙇‍♂️
※本来なら黒い狐面をつけています !! ※
返信
返信0
匿名さん (8eksmyfd)2022/7/26 18:08 (No.29605)削除
【 名前 】人世 迷ヰ/ヒトトセ マヨイ
【 性別 】男
【 血統 】人間
【 種族 】純血
【 年齢 】18歳
【 所属班 】C68班

【 異能力 】
『一筋の赤い糸』
迷ヰの血を経口摂取した対象が7日以内に受けた負傷か、患った病を血液摂取量に応じて急速に癒す異能力。この能力は血液を口に含んだ時点で自動的に発動される。
深めの切り傷一箇所や風邪であれば一滴飲めば30分で完治、全身打撲であれば15mL飲んで30分で完治、複雑骨折であれば50mL飲んで30分で完治、といった具合。
この時、迷ヰの出血箇所が頭(脳)、首、心臓に近い箇所であればあるほど治療効果は高くなり、必要な血液量と時間が少なくなる。

デメリットはそもそも発動に際して血液をある程度流す必要があることと、能力の使用回数と必要時間に応じて末端の痺れ・強い目眩・吐き気・頭痛・耳鳴り等が起き身動きが取れなくなること。血液を15mL以上失う能力行使を2回行うと徐々に上記の症状が出始める。
また、能力発動時は経口摂取した者以外も迷ヰの血液が酷く甘美なものに感じられ、麻薬のような中毒性を発揮するためにデメリットとは別種の命の危険がある場合も。

【 武器 】
刃渡り15cmのジャックナイフ。敵を倒すものではなく、自衛用兼能力使用トリガー用。いつもこれで自分を切っているので扱いには慣れている。

【 容姿 】
身長190cm(+ヒール10cm)、75kg。
艶のある黒いおかっぱ頭と膝まである長い三つ編み、そして何より目を引く眦と唇にのった紅が特徴的な青年。眦と唇の紅は習慣づいたもので、ないと落ち着かないのだとか。
後ろのみ部分的に残して肩の長さでバッサリと切り揃えたおかっぱ頭は前下がりのカットで、残した後ろは膝まで伸びている。前髪は左側をピンで留め、右側のみギリギリ目が隠れるか隠れないかという塩梅まで伸ばしている。

顔立ちそのものは非常に端整というか耽美で、パッと見では男女の区別すらつきにくいほど。真顔であれば恐ろしさすら感じる美しさだが、普段は友好的なのにどこか胡散臭い笑顔なのであまり怖さも威圧感もない。口紅がその胡散臭い笑顔を強調しているという節も。
長い睫毛に囲まれた瞳はほとんど開くことなく…というか平常時から開いているのだが糸目なので見えない。指や器具を使って無理矢理瞼を上げれば、金色の虹彩が確認出来る。眦に引いた紅のせいで余計に糸目が目立っているとか言ってはいけない。本人も糸目なのを気にしているので。

能力の都合上常に慢性的な貧血であり、血色が悪いため色白。栄養不足ではないはずだが、身体の成長に追い付いていないのか細く筋張った身体つき。肩や肘、腰や膝あたりは薄ら骨のラインが見えている。手足はひょろりと長く筋肉もあまりないので、力仕事には向いていない。全身に大小様々な切り傷の痕があるが、特に胸元、首まわり、腕、脚が多い。手首に至っては傷がない部分の方が少なく、治りかけた所を傷付けることも多いので痕がどす黒い。

服装は大抵が黒いノースリーブのインナーにオーバーサイズのチャイナ風の赤いワンピースを合わせて黒い帯で留めたものに、黒のレギンスと同色のエナメルショートブーツを合わせた格好。脱ぎやすさと傷の隠れやすさを重視している。ワンピースは金の花柄が入っており、非常に手触り・着心地がよい模様。
頭に付けた赤と白のリボン付きヘアピンは小さな頃にプレゼントしてもらったもので、宝物のひとつ。ピアスも同様にプレゼントしてもらったものだが、こちらは小さな頃のものではない。

『戦闘服』
ノースリーブの黒いシャツワンピース+レギンス+運動靴。傷の付けやすさと手当のしやすや、動きやすさを重視した格好。

【 性格 】
のらりくらり口達者なお気楽者で、どこか見た目からしても胡散臭くて近付くべきか迷わせる雰囲気があるのに何故か人に頼られまくるお兄さん。
まぁとにかく口が回り、ああ言えばこう言うし打てば響くけど、暖簾さながらな節もある上に煽り皮肉なんでもござれ。しかも時々無意識に上から目線な発言をするので、合わない人はとことん合わない…と見せかけて、年齢不相応な達観を持ち合わせているので『本当に合わない相手』とは初対面以降自主的に関わらないようにして距離感を保つ。つまりよく煽りあい皮肉りあう相手はむしろ仲がいい方に入り、そういったコミュニケーションの一環に過ぎない。もちろんお互いそれが心地良い相手にしかしないが。

常日頃から「頼られても応えられんので頼らんでください」と口癖のように言っているわりに面倒見が非常に良く、口はあまり良くないものの一度懐に入れた者のことはとことん庇護し世話を焼くせいで後輩をメインにそれはもう頼られている。後輩でなくとも頼られまくっているので天性のお兄ちゃん属性なのかもしれない。
ただし、本人は他人に頼られること、特に年上から頼られることに対して強い不安感を抱いている。それは過去に自分を信じ頼ってきてくれた人々を裏切ったことへの良心の呵責であり、子供の頃からの洗脳の成果と言える。異能力を発現した時から老いも若きも関係なく救いを求める者を言われるままに救い続けた結果、たった一度救いを求める人々を裏切って自分の気持ちを優先したことが心の癌と化してしまったのだ。強迫観念とすら言えるそれは、文字通り迷ヰに身を切らせて人を救うことを強制させる。

実はドが付く箱入りでかなりの世間知らず。3年間でだいぶ改善されたとはいえ、知識はテストに出る範囲や勉強に役立つものに偏っているので、日用品の名前だったり日常的な部分では未だにそういった発言をすることがある。具体的には普段食べてる料理の原材料とか教えられると「それから出来とるん!?」となる程度には克服しきれていない。
世間知らず発言を指摘されると「えっほんま?うわ知らんかった…教えてくれておおきに」と驚いた後で素直に感謝を述べる。なお、暫く時間が経ったあとに指摘が入ると「なんであの時その場で教えてくれんかったん!?」とキレたあとに感謝する。端から見ると愉快。


【 備考 】
入学に際して一般常識から何から叩き込んだにも関わらず無事に試験を突破していることから頭脳自体はかなり高い水準なのだが、いかんせん知識が偏り過ぎていて鳥にはなれなかった。
それでも過去に勉強した部分はしっかり覚えているので、テストの時期になると後輩に囲まれている。

一人称:私、自分
二人称:君、あんさん
三人称:皆さん、皆様

過去/幼い頃から現人神として崇められ、逃げ出したはずなのに。未だ過去に囚われている。

所属する部活
帰宅部。やってみたいことが多すぎてひとつの部活に決められず、結果的に帰宅部所属の色んな部活の助っ人に。

好きなもの
幼馴染、動物全般、甘いもの(特に洋菓子)

嫌いなもの
わからない

誕生日
3/9

誕生花
アセビ「犠牲」「献身」「あなたと二人で旅をしましょう」

趣味は料理。今までやったことがなかったので、やってみたら楽しかったらしくハマった。ただし、作るのが好きなだけで本人はかなり少食なので、余らせては食べ盛りの後輩たちに振舞っている。

鳴海 月愛の幼馴染。昔から兄のような立ち位置で、彼女に対しては普段よりフランクかつ面倒見の良さがアップする。
彼女の強がりを一目で看破し、ほかに人がいなければその場で「何あったん?言うてみ」と聞くし、近くに人がいれば人気のない場所まで抱えて拉致してから「で、何があったんや」と言い出す保護者的な面も。故郷を出ようと決めた際に唯一そのことを話した相手でもあり、巻き込んでしまったという罪の意識がある。

【 SV 】
イメージCV.浅利遼太さん

「私は人世 迷ヰて言います〜。C68班でヒーラー…でええんか?まぁメンバーの治療しとります。」

「なあ〜〜私毎回頼られても応えられん言うとるやろ〜なぁんでテスト前いっつも来るん?はぁ…どこで詰まっとるんか、言うてみ。聞くだけ聞いたるわ。」

「せんせ、この道具なんです?…一般常識?…私が一般人やないて知っとられるのに…もう、せんせのいけず。」

「は〜〜〜??あんさん3日前のこと忘れてしもたん?ほんまに頭ン中詰まっとるんか?今回のテスト、私のが順位上やったらパフェ奢る言うたやろ。言質取っとるからな、再生したろか?」

「ン?…ああ、これ気になるん?食べたかったら食べ。足りんかったら作ったるよ。」


「月愛ちゃん〜、なんかあったやろ。迷ヰお兄さんに言うてみ?」

「…自分は崇められるんは慣れとりますけど、慕われるんは慣れとらんのです。せやからあんな…頼りにされても困る……私に出来るんは救うことだけで、そない信頼向けられても応えられへんのに…」

「人を救う神様は、誰に助けて貰ったらええんやろなぁ。」

【 関係募集 】
煽りあい皮肉りあいながらも仲のいい相手(1名限定)
特に慕ってくれる後輩(2名限定)
ピアスをプレゼントしてくれた人(1名限定)

その他関係も募集していますので、お気軽にお声掛けください!


画像はトコトコ王国様で作らせて頂いた画像に加筆したものとなっています。ありがとうございます!
返信
返信0
温玉さん (8enb0aah)2022/7/26 10:04 (No.29559)削除
【 名前 】青葉 翔(アオバ ショウ)

【 性別 】男

【 血統 】純血の人間

【 種族 】純血

【 年齢 】25


【 担当教科 】社会科目



【 異能力 】Over limit high speed(オーバーリミットハイスピード)人間の限界を超えたスピード、速さという速さがその人間の持ってる力の5倍となる。敏捷性、俊敏性、そして単純なるスピード、体の連動のスピードなども挙げられる。敏捷性、俊敏性も上がるためゼロから100へ一気に加速したりその逆も可能である。しかし全身の筋肉を連動させて行う能力でもあるため人の体ではついて行かず長時間行うと全身に痛みが生じる。



【 武器 】ハンドガン(コルトガバメントと呼ばれるオートマチックハンドガン)



【 容姿 】黒髪オールバックで目付きが鋭い若い男性。紺のスーツに緑のネクタイ白いワイシャツを着ているが基本腕まくりをしている。教師だからスーツとか着て居てるが基本堅苦しい格好は好きじゃないらしい。身長174cm体重65キロで、引き締まっているがそれでも鍛えられた体であり、筋肉質で動ける体。


【 性格 】基本無気力でダラダラしてるように見える教師、寝てる生徒には今度からバレないように寝ろと声をかけ、携帯いじってる生徒には隠れて携帯いじる方法や授業抜け出す方法とかこっそり教えてくれる。生徒の目線に合わせてくれる教師。しかし、余裕がある性格にも見えきつい状況でも軽口を叩く。生徒第一に考えてる部分も多く、できるだけ生徒が安全な道に進んで欲しいと願っている。放任主義に見えて結構世話焼きである。実はギャンブル好きで休みはギャンブルしに行く日もある。本人曰くたしなむ程度にやるのが一番だそうだ。


【 備考 】
趣味嗜好 :グルメ巡り、ギャンブル
誕生日:8月5日
過去:元々ここの学園の卒業生。黒漆ノ烏にも入っていた経歴がある。あんまりリーダーとかやるのは好きじゃなく自由奔放なため班長、副班長の経歴はない。卒業した後傭兵として活躍。世界各国を見てきたが、その惨状や悲惨さから退職しその惨状や戦争というものの恐ろしさを教えるために社会科の教師になった。打撃系の格闘技を昔からやっておりテコンドー、ジークンドー、空手を主にやっていたそうで肉弾戦が得意。実は傭兵時代早撃ちの名手であり今でも使用していたハンドガンを持ち歩いている。基本銃は危険という考えから、本当に危ない時しか銃を抜かず。現在は格闘戦術が基本となっている。ご飯を食べるのは好きだが傭兵時代料理する余裕がなかったり非常食で済ませることが多かったので現在教師になってもカップ麺や、非常食、それと外食でご飯を済ませることが多い



【 SV 】
「今日から、お前らの社会科授業を担当する青葉だ。よろしく〜」

「…(寝てる人トントン)俺も学生の時寝てたからアドバイスをやる。バレないように寝ろ。俺の授業では怒らねぇからこの授業で練習しとけ」

「お前ら、今日の授業は自由にしてていぞ。今日ちょっと大事な用事(賭け事)があるから、俺は外出てくるからほかの先生には黙ってるんだぞ」

「生徒を守んのが教師で、大人だろ?安心して大人に任せておけ」

「お前ら、真面目すぎっとモテないぞ。逆に俺みたいになってもダメだがな」

イメージCV小西克幸さん

【 関係募集 】
同僚や恋人、だらしない生活してる彼を気にかけてくれる人募集中です。
返信
返信0